退職時の業務引き継ぎの方法
勤めている会社の退社手続きも進み、新しい会社への入社手続きも順調に進んで行ったので、残された大きな仕事は引き継ぎです。
キリよく渡せる仕事は良いけれど、どうしても業務の途中で引き渡さないといけない案件などもあるので、どうしたものかと正直悩みました。
引継ぎ資料の内容と作り方
結局、まず最初に着手したのは、全ての案件の引き継ぎ資料を作ること。
一つ一つの案件のマニュアルを作りました。具体的には、Excelに担当者やプロジェクトの目的、現状のステータス、コスト、スケジュールなど、業務を遂行するにあたって必要な項目を全て列挙しました。
他にも、今までのメールのやり取りをデータ化したり、関連する内容や注意点などもまとめました。
そうして、引き継ぎマニュアルを元に各案件の後任とまずは打ち合わせをして全てを共有した後、後任の担当者が仕事を進めていくのをしばらくはバックアップするという体制にしました。
引継ぎ資料を作るメリット
最初に引き継ぎ資料を作って、後任と打ち合わせをすることで、後任の担当者が仕事を進めていくのを自分でもチェック出来るので、問題が起こるリスクも軽減できます。
また、自分も仕事が上手く進んでいるかどうかの心配事からも開放されるので、まずは情報を共有して仕事を担当させて自分がバックアップするというやり方は、引き継ぎの方法としてスマートなのではないかと思います。
仕事を辞めてからも業務のことで問い合わせが自分に来ることだけは避けたかったので、早い段階で後任の担当者が自走できるように整えることが出来て、良かったなと思います。
これから転職で引き継ぎを経験する人は、出来るだけ引き継ぎ資料を揃えて、早い段階で後任の人に任せて自分はフォローに徹底するというやり方をおすすめします。